Vol.18

Sasaki Akihiko 佐々木 彰彦

釣りも仕事も、みんなと違う視点から。

釣り歴:2000年~ バス トラウト 船釣り全般
社歴:2018年~ 企画営業部 営業五課

#01

釣りを始めたきっかけは?

父親が釣りをしていたので、3〜4歳くらいから釣りに連れて行ってもらっていました。家から1時間くらいの漁港へちょい投げでカレイを釣りに行くことが多かったですね。正直その頃のことはあまり覚えていません(笑)。
ただ小学校に入る頃には「自分はもう2〜3年釣りをやっている」という感覚はありました。小学校低学年までは2か月に1回くらいのペースでしたが、高学年になると近所の川にも釣りに行くようになって月2〜3回くらいは釣りをしていたと思います。このころから釣りが好きになっていたと思います。
中学生になると釣り好きの友達から「バスが釣れるらしい」という噂を聞いて、近くの野池に連れて行ってもらうようになりました。そのうち自分でも行くようになって部活帰りに週3〜4日くらい通っていました。当時はその野池にバスがたくさんいて比較的イージーに釣れたんです。ルアーフィッシングを覚えるにはかなりいい環境だったと思います。
高校も同じ友達と一緒で釣りは続けていました。バスと近所の川でのマブナ釣りを中心に割合でいうとバス5、マブナ3、海2くらい。バス釣りで覚えたルアーの釣りを海でも試してマゴチやメバル、ドンコなどを釣っていました。
大学では長野に行って馬に乗る部活をしていました。部活が忙しすぎてその頃はほとんど釣りに行けなかったですね。その後ドイツへ留学した時には現地の釣具屋のおじさんと仲良くなってパイク釣りに連れて行ってもらいました。ザンダーは難しかったですがパイクやパーチはよく釣れました。
いろいろな釣りをするようになったのは会社に入ってからです。それまでは船釣りに行く機会もほとんどありませんでした。今ではフライもルアーもエサ釣りも何でも釣りに行くようになりました。

#02

メモリアルフィッシュは?

メモリアルフィッシュはどんどん更新されてしまうんですよね。「十何年前に釣った、あの魚」という感じの魚はないんです。
強いて言えば印象に残っているのは小学校の頃から知っていたダムで釣った40cmアップのイワナです。
地元で子どもの頃から知っていたダムで「デカいイワナが釣れるらしい」という話は聞いていました。
ただ当時は子供一人だと危なくて行けなかったんです。
それから大人になって再びその場所に戻って釣り上げた1匹でした。
特に何の情報もない中で自分でポイントを探して釣れた魚だったので本当にうれしかったですね。魚を手にした時は手が震えました。
しかもそのイワナが銀化していたんです。流入河川にいるイワナは以前にも釣ったことがありましたがダムにいる魚は全然違いました。色もサイズも魚体の迫力も違う。子どもの頃から知っていた場所で何年も経ってから実際にその魚に出会えたということも含めてすごく印象に残っています。

#03

仕事が自分の釣りに活きたタイミングは?

めちゃくちゃ多いです!
まず会社に入るまで船釣りにもほとんど乗ったことがありませんでした。それが会社に入っていろいろな部署で仕事をする中で土地土地のさまざまな仕掛けや釣り方を知ることができました。それまで自分が知らなかった釣り方を知ることで「これって、あの釣りにも使えるんじゃないか」と考えるようになったんです。
例えば普段そのポイントでは一般的ではない釣り方でも別の地方で知った釣り方を応用してみたら釣れた、ということがあります。それまで別々だった知識がある瞬間に点と点でつながる。そこから自分の釣りにフィードバックしてアジャストしていく。そうやって今まで知らなかった発想を得ることがすごく多いです。
違う釣りで使っている道具を別の釣りに転用するアイデアが出てくることもあります。会社に入ってから経験したいろいろな釣りが自分の釣り方や考え方を広げてくれていると思います。

#04

釣りをしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?

いろんな瞬間がありますが一番好きなのは静かな山上湖でウェーディングしながら自然の音を聞いている時間ですね。だから極論釣れていなくてもいいんだと思います。
鳥の声が聞こえて魚がライズする音がしてその中で「シュパッ」と竿を振っている。特に期待感が高まる朝の雰囲気が好きです。「今日は釣れるだろうな」とか「今日はどんなことが起こるんだろう」とか。大自然の中でそんなことを考えている時間が一番楽しいですね。
湖では釣れていなくてもいろんなことができると思っています。行けば行くほどそのフィールドのことや魚のことが分かってくる。少しずつ魚に近づいているような感覚があるんです。そういう湖の釣りが好きですね。

魚が釣れれば魚種を問わず楽しむ

#05

釣りにおいて「こだわり」「譲れない」ポイントは?

道具を楽しむこと。
これは譲れないですね。
一匹の魚を釣るだけでも、いろんなルアーや仕掛けがあります。
もちろん魚のことを知るのも大事ですが、それと同じくらい道具のことも知りたいし、楽しみたい。
ルアーボックスって、僕にとっては「おもちゃ箱」なんです。
そんなおもちゃで魚を釣ることができるなんて、普通のおもちゃではあり得ないじゃないですか。
しかも、そのおもちゃがボックスの中にあふれている。
その状況がすごく楽しいんです。
自分のルアーボックスを開けて、ルアーを眺めながら酒を飲んでいることもあります(笑)。
もちろん新製品もしっかりチェックしますし、昔から持っている道具も、眺めたり、実際に釣りに使ったりして楽しんでいます。
例えるなら、リスみたいに集めていますね(笑)。

ルアーだけでなく、エサ釣りでも”道具”を楽しむ

#06

今後、釣りでの目標は?

ランドロックサクラマス、陸封型のサクラマスで50cmアップを釣りたいです。
これまで小さいサクラマスは釣っていますが、あの魚たちでも本当に美しいし、顔もかっこいい。
それが50cmの魚体になったら、一体どんな魚になるんだろう。
実際に確かめてみたいんです。
海や川で狙うのではなく、ランドロックを狙いたい理由もあります。
自分が普段メインにしているフィールドに、もしかしたらその魚が潜んでいる可能性があるから。
普段から訪れているフィールドに、まだ自分が出会っていない魚がいると信じている。
その魚に、いつか会ってみたいですね。

#07

どこでも何日でも釣りに行けるとしたらどこに行きますか?

すごい質問ですね(笑)。
難しいなあ……。
行きたいところは、結構行っちゃっているんですよね。
何日でも釣りができるなら、地元の宮城県で釣りをしていたら幸せかもしれません。
海もあるし、山もある。特に山の方は人も少なく、釣り人とのバッティングも少ない。
自分が育った地元で、あまり人に会わず、静かに釣りをしたいですね。
魚種も多いんです。サクラマス、ライギョ、マブナ、バス、イワナ、ナマズ。
海に行けばアジやイカ、カレイ、アイナメは減ってしまいましたが、ロックフィッシュなども狙えます。
とにかく狙える魚種が多い。
そういう意味でも、地元の宮城県で何日も釣りをしてみたいです。

#01

今の仕事はどんなことをしていますか?

営業五課で、EC小売店に対しての営業活動をしています。
エイテックの営業というとお店を回って注文を取るというイメージが強いと思いますが、五課は少し違います。
一言でいうと「足で稼がないタイプの営業」です。
ECというチャンネルの特性上、何十店舗も営業マンが小売店へ赴いて、スタッフの方から注文をいただくというケースは少ないです。
その代わり、ECのWEBサイト上で消費者の方々が商品を買いやすい環境をつくること、「買いたい」と思ってもらえる商品画像(クリエイティブ)を作ることが仕事の大部分を占めています。
まだ発足して日が浅い部署なので、日々勉強しながら積極的に物事を変えていくように努めています。

ECというフィールドで、売れる仕組みをつくる。

#02

エイテックで働く魅力は?

社員が釣りをすることを、すごく応援してくれる会社だということです。
営業業務においても新しいことを始めようとした時に親身になって相談に乗ってくれますし、変化することを奨励してくれるような雰囲気があります。
また、上長がこちらの意見をしっかり取り合ってくれて、物事をスムーズに進められることも大きいです。
自分たちの意見が通りやすいように、会社の経営層へもしっかり話を通してくれる。
「こうしたい」と思ったことに対して、挑戦する余地を与えてくれる会社だと思います。
釣りに関する福利厚生が多いことも魅力ですね。
特に社販と営業車を釣りで使えるところはかなり助かっています。

#03

釣りが仕事に活きたタイミングは?

まだまだ活かしきれていないかもしれません。
ただ、自分が釣り人として「こういうものがあったらいいな」と思った商品を提案して、それを製品にしてもらい、売上に貢献できた経験があります。
以前、「2ピースロッドホルダー」という竿をまとめて運びやすくするアイテムを提案して、商品化してもらいました。
2ピースロッドホルダーシリーズなどは、釣行の中で「こんなのがあったら、もっと快適になるんじゃないか」というところから生まれたアイデアです。
日々の釣りの中でも、「何か釣りを快適にするものはないかな?」というアンテナは常に張るようにしています。
釣り人として感じた不便や欲しいものを、仕事を通して形にできる。
これはメーカーで働く面白さの一つだと思います。

#04

仕事をしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?

会議をしている時です。
一人で考えていたアイデアが、他のメンバーとの相互作用によってより良いアイデアにブラッシュアップされていく。そこが楽しいんです。
大きな会議というより、3人くらいで一つのアイデアを積み重ねていくのが一番好きです。
発言するターンも多いですし、2人だと少し客観性が足りない気がする。
3人くらいがちょうどいいですね。
もちろん、違う意見や反対意見が出ることもあります。むかつくこともあります(笑)。
でも、自分のアイデアの方が明らかに劣っていたら、ちゃんと引きます。
テーブルに出したことによって、悪いアイデアも良いアイデアへの踏み台になると思っているんです。
最初は間違った意見でも、それが新しいアイデアへの道になるかもしれない。
そうやって製品や企画だけではなく、より効果的な販売戦略を作ったり、より魅力的な製品画像のデザインを決めたりする。
会議が終わって、一つの完成形ができた時が一番楽しいですね。
そもそも会議をするということは、何か課題があるということでもあります。
その課題を一つ一つ片付けて、最後に形になった時の達成感が好きなんだと思います

#05

仕事において「こだわり」「譲れない」ポイントは?

「マイノリティーに徹する」ことです。
多数派の盲点を突くように意識しています。
単純に、8割の人が「YES」と言っている中でも、僕は「NO」と言いたい。
「こういう考え方の人もいる」ということを知ってもらいたいんです。
逆に、大多数が「NO」と言っている物事に対して、「GO」と言えるような心構えも持っていたい。
その方が、新しい発想にたどり着くための着眼点に近い気がしています。
みんなが言わなそうなことを言いたい。
敗色濃厚だったとしても、みんなが思いつかなかったことを言いたい。
「え? そんな目線があったの?」
と、びっくりさせたいんです。
まあ、会議中に眠くなった時に、自分を鼓舞する副次的な効果もありますけど(笑)。

マイノリティに徹することで新しい道を開く

#06

今後、エイテックでの目標は?

まずは、自分自身がスキルアップすることです。
その先に、販促・販売までを事前にデザインした新製品企画をして、自分の売上に還元できるようになりたいと思っています。
そのために、新製品企画に必要なマーケティングスキルと、より訴求力のあるクリエイティブを作るためのデザインスキルを身につけたいです。
最近はデザインの勉強もしています。
まだ部署自体がスタートしたばかりで、何が正解なのかも模索中です。
ECでは、消費者へダイレクトに商品を届けます。 そう考えると、商品ページ一つ一つが「営業マン」なんですよね。
だから、クリエイティブをどんどん増産できるような状況を作らなければいけないと思っています。
とりあえず3くらいのものを作ることはできますが、10を作ることはまだできない。
正直、デザインは苦手です(笑)。
でも、商品を売れるようにするためには、そこもやらなければいけないと思っています。

#07

なんでも好きな釣具を作れるとしたら?

傘・レインジャケット以外の、雨対策グッズを作りたいです。
これは小学生くらいの頃から思っていたことなんですが、いまだに糸口も見えていないアイデアです(笑)。
傘って片手がふさがるし、頭の上に物があるので釣りでは使いにくい。
一方でレインウェアは肌にくっついたり、蒸れたりして着ていて不快なこともあります。
それを解決してくれるようなアイテムがあったら、雨の中での釣りももっと快適になりますよね。
たぶん、他の人より雨の中で釣りをすることが多いと思うんです。
でも、やっぱり雨の中の釣りって快適ではない。
どうしたらいいのか、今のところ全くアイデアもありません(笑)。
ただ、確か小学生くらいの時に、先生が「傘とカッパ以外の雨対策アイテムがあったら革命だよな」と言っていたのを覚えているんです。
その言葉がずっと残っているのかもしれません。
いつか、傘でもカッパでもない「第三の雨具」ができたら素敵ですよね。