Vol.16
Watanabe Hayate 渡邊 颯
釣りも仕事も一手先を考える
#01
釣りを始めたきっかけは?
小学生の頃、釣り好きの父に連れて行ってもらった釣り堀がきっかけです。
最初に挑戦したのはコイのウキ釣りで、初めて行ったときからすごく楽しかったのを覚えています。
ウキが一気に消し込んで、合わせた瞬間に伝わるあの重みが気持ちよくて、すぐ夢中になりました。それからは毎週のように通っていたと思います。
父はいつの間にか釣りから離れてしまいましたが、自分はずっとハマり続けています。
高校生のときに友人に誘われてシーバスのルアー釣りを始めましたが、最初の半年はまったく釣れませんでした。
それでも通い続けて、半年後にようやく1匹。そこから少しずつ釣れるようになり、「なぜ釣れたのか」を考えること自体が楽しくなっていきました。気づけばルアーの世界にのめり込んでいました。
専門学生の頃は時間も増え、講義のあとにはほぼ毎日のように川へ通ってシーバス釣りをしていました。
現在はエイテックに入社し、シーバスだけでなくキンメや泳がせなど、これまで経験のなかった釣りにも挑戦しています。
今では様々な釣り物に挑戦中!
#02
メモリアルフィッシュは?
専門学生の頃に釣った90cmのシーバスです。
当時は週4〜5回釣りに行っていましたが、突然3ヶ月ほどまったく釣れない時期がありました。周りは釣れていたので、「魚がいない」というよりは自分の釣り方に原因があるんだろうと感じていました。
それまではなんとなくキャストしていましたが、その時期から一投一投に意味を持たせるように意識を変えました。地形や流れ、ベイトの動きを考えながら、自分なりに答えを探すようにしたんです。
そうしてようやく釣れたのが、90cmの1本でした。
鳥肌が立って手も震えてしまい、フィッシュグリップをうまく掛けられなかったのを覚えています。あの1本は、技術だけでなく「考える釣り」の大切さを教えてくれた魚でした。
#03
仕事が自分の釣りに活きたタイミングは?
東北エリアをメインに営業を担当しています。
その中で多くの釣り人や店舗スタッフの方と出会えることが、自分の釣りにも大きく活きていると感じています。自分一人では知ることができなかった釣り方やポイント、地域ごとの釣り方などを学ぶ機会が増えました。エリアが変わると同じ魚でも全く違うアプローチになることも多く、その違いを知れるのは営業ならではだと感じています。
実際に店舗スタッフの方と釣りに行ったときに、それまで自分が正しいと思っていた釣り方が通用しない場面もありました。そういう経験を通して、固定観念にとらわれすぎず、その場の状況に合わせて考えることを意識するようになりました。
現場での経験や、いろいろな方と一緒に釣りをする中で、自分の引き出しが少しずつ増えていると感じています。
・店舗スタッフの方との釣行で見つけた、新しい一手。
#04
釣りをしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?
アタリがあって、合わせた瞬間に竿が曲がる。その瞬間です。
これは最初に行った釣り堀の頃からずっと変わっていません。
シーバスが一番好きではありますが、魚の大きさに関係なくアタリがあれば何でも楽しいです。ワカサギでもカンパチでも同じで、「アタる」という現象そのものに面白さを感じています。
その一瞬のために、どれだけ準備や試行錯誤を重ねるかという過程も含めて、釣りの魅力だと思っています。
#05
釣りにおいて「こだわり」「譲れない」ポイントは?
一投一投をしっかり考えることです。
釣りができる時間は限られていて、キャストできる回数も決まっています。
だからこそなんとなく投げることはせず、できるだけ無駄なキャストを減らすように意識しています。
「なぜここに投げるのか」「どう通すのか」を常に考えながら釣りをすることで、1日の釣りの質が大きく変わると感じています。シーバスに限らず、どの釣りでもこの意識は大切にしています。
#06
今後、釣りでの目標は?
メーターオーバーのシーバスを釣ることです。
一般的に80cmがランカーと呼ばれますが、1mを超える個体はなかなか出会えません。
だからこそ、ベイトの状況や釣果情報、潮やタイミングなど、あらゆる要素を意識しながらチャンスを逃さないようにしています。
簡単には達成できない目標だからこそ、追い続ける価値があると思っています。
#07
どこでも何日でも釣りに行けるとしたらどこに行きますか?
日本全国を回りながらシーバスを釣ってみたいです!
シーバスは地域によってベイトや釣れ方が大きく変わるので、その違いを実際に体験してみたいと思っています。同じ魚でもここまで違うのか、という発見を積み重ねていけたら面白いだろうなと感じています。
#01
今の仕事はどんなことをしていますか?
東北エリアを中心にルート営業を担当しています。
釣具店や問屋を訪問しながら、自社製品や取り扱いメーカーの商品を提案しています。火曜から金曜は出張で各地を回ることが多く、現場では在庫確認や、地域・季節に合わせた提案を行っています。
実際の売れ方や現場の声を直接聞けるため、机上では分からないリアルな情報に触れられるのがこの仕事の特徴だと思います。まだまだ知らない釣りも多く、日々勉強の連続です。
#02
エイテックで働く魅力は?
釣り道具に囲まれながら仕事ができることですね。
好きなものに囲まれて、好きなことに関わる仕事ができるのは大きな魅力です。
釣りに行きやすい環境が整っているのも、他の会社ではなかなかない点だと思います。有給も取りやすく、「今が一番釣れる」と思うタイミングで釣りに行ける。特にマルイカのように、天候やタイミングで釣果が大きく変わる釣りでは、そのありがたさを実感します。
もちろん普段の業務をきちんとこなすことが前提ですが、仕事と釣りを両立しやすい環境だと思います。
#03
釣りが仕事に活きたタイミングは?
自分の釣りの経験を活かして、お取引先から注文をいただけたときです。
あるリールを発売初期から使い込んでいたことで、その製品の強みや使いどころを自分の言葉で説明できるようになっていました。
カタログの情報だけでなく「実際に使ってどうだったか」を伝えられたことで、納得してご注文いただけたのだと思います。
自分の経験がそのまま仕事につながる瞬間はこの仕事ならではだと感じています。
自分の使用感などを交えての営業。
#04
仕事をしていて一番「楽しい!」と思える瞬間は?
イベントでユーザーの方から反応をいただけたときです。
自分が自信を持っておすすめした製品に納得していただけた瞬間や、以前ご購入いただいた方が別のイベントにも足を運んでくださり、「あの竿で釣れたよ」と声をかけていただけたときは、この仕事の楽しさを強く実感します。
ユーザーの方と直接コミュニケーションが取れる機会があるからこそ、製品の価値をリアルに感じられるのも魅力だと思います。
#05
仕事において「こだわり」「譲れない」ポイントは?
とにかく考え抜くことです。
限られた商談の中で最善の提案ができるように、さまざまなケースを想定しながら準備をしています。
相手の立場や状況を考えながら、どうすればより良い提案になるかを最後まで考え抜くようにしています。
その積み重ねが結果につながると考えていますし、結果に関わらず納得できる仕事をするためにも大切にしているポイントです。
営業先での限られた時間を無駄にしないために準備を怠らない
#06
今後、エイテックでの目標は?
自分でプロデュースした釣り竿を5本作ることです。
入社したときからの目標で、シーバスロッドを世の中に出したいという思いがあります。
そのために営業活動を通して現場の声を集めたり、自分自身でも釣りをしながらヒントを探しています。
時間はかかると思いますが、自分なりに納得できる形で製品として世に出したいと考えています。
#07
なんでも好きな釣具を作れるとしたら?
夢のような話ですが、そのポイントに魚がどれくらいいるか分かるような機械があったらいいですね。
社会人になると釣りの時間が限られるので、できるだけ効率よく釣りをしたいという思いがあります。
魚がいるかどうかが分かれば判断もしやすくなりますし、いるのに食わないのであれば、どう攻略するかをじっくり試すこともできます。
自分は優柔不断なところもあるので、そういった判断をサポートしてくれる道具があれば、より深く釣りを楽しめると思います。